人生にやらなきゃいけないことってそんなにないのかもしれない

…とふと思ったのでそれをテーマに色々つらつら書いてみました。でも前半はあんまり関係ないのでタイトルは一回忘れてください。

 よく、変えることができないのは生まれた親や家などを指す『宿命』、そこから先は変えることのできる『運命』みたいな話を聞くことがありますが、自分が一生で叶えたい結構規模のでかそうな願いというのはちょっとした宿命くらいの気持ちで過ごしてたらいいのではないかなと思ってきました。

数年間めちゃくちゃ視界が狭くなっていたのですっかり忘れていたのですが、自分は結構欲しいものややりたいことは大概手に入れたし叶えてきていました。

でもこの数年間は結構なにもかもうまくいかないみたいな気持ちでぐちゃぐちゃに生きていたことが多くて。

一回子供のころにも夢を掲げて思いっきり挫折したことがありましたがここまで生きてみるとどう考えてもやりたいことではなかったのでそういう意味で叶わない願いもあるとは思うのですが、あくまでそういうものは置いておいて。

とにかく、どうしてこの数年間はうまくいかなかったのかなと考えたときに

その願いは自分が生まれてきてこの人生でやりたいと願ったかなりメインの目的だったことに最近気づいて。かなり大事で、叶えたいのですごい焦っていました。

でもそういうものってある意味タイミングもあって逆に今叶ってしまうとすごい都合が悪い、とかそういうことがあるんだなと思いました。

今までの願いというのは実際そんな規模のでかいものではなくて趣味とか食べ物とかほんとに人生の都合とは無縁のものだったりしてそれが無茶苦茶叶ってきたのだなと理解しました。ある意味カスタマイズガンガン可能な運命をちゃんと充実させてきたんだなといったような。

もちろん規模が小さいなりに未来につながる意味のあることもあったと思うのですが、それも、本当に無理をして叶えたわけではなく導かれるように叶ったものばかりだったなと気づきました。

なんというか、すごい必死になってでもやりたかったり欲しいと思う出来事はゲームに例えるとメインイベントみたいなもので物語の前半にさっさと設置されても困るようなもののような気がしていて。

メインイベントなんだから自分が必死に起こそうとしなくても起きてくれるのだから、その時が来るまでの、それ以外の日々の選択肢を今日は何をする、何を食べるみたいに丁寧に選んで生きていくのが大事なことなのかもしれん…と最近改めて実感しています。ほんとにシミュレーションゲームみたいな感じで。

この数年の間は、人生で果たす目的というものを、自分が必死に手繰り寄せなくてはいけないものだと思っていたのですごく辛い思いをしていましたが、もう今はそんなことはないのだと分かりました。

自分の人生で本気でやりたいと思うことはおそらく宿命に近いものだと思っていて…だから焦らなくても逃げないし必ずできることなのだと、そんなことをなんとなく言いたくて。

果たす目的、宿命、なんとでもとれるけれどメインイベントなのだから勝手に出向いてくれる。

それまではそこにたどり着くしんどい努力ではなく、そのメインイベントの瞬間自分が楽しんで行動しているイメージと同じように、今の自分もその時その瞬間を楽しめばいいんだなと思ってきました。

だから、好きなことをやるためのやらなきゃいけないことはほんとはそんなになくて、生きている間にやりたいと思った一つ一つのことを大事に叶えて生きていればいいのだなと思いました。（タイトル回収）

去年以前の、ちょっと前まではこの世は地獄そのものだと思って生きていたので、ここ最近での視界の変わりようがほんとに信じられませんでしたが、ある意味この面白い状態も含めて体験するための人生プランだったのかもしれない…と最近は思います。

自分の変化の一番初めのきっかけは実は龍で、そこから怒涛のように不思議な体験をすることになったのですが、そのあたりのこともまたいつか書けるといいなと思います。